福岡西エリア~糸島

成長著しい福岡市については、天神ビッグバンや博多コネクティッド、香椎副都心計画といったテーマに沿った内容で書いてまいりました。

今回は福岡市西エリア~糸島にかけてを特集したいと思います。

糸島というと福岡市から車で一時間かからずに行くことができるリゾートといった印象を持たれている方が多いのではないでしょうか。もしくは2017年全国売上ランキング1位だったJA直売所『伊都菜彩』のように、農業・酪農といったイメージも強いかもしれません。

そんな福岡西エリアが変化していくことになったきっかけは『九州大学の移転』です。旧糸島郡(現在の福岡市西区)の地域がどんどん再開発され、地価も上昇していきました。

今宿~周船寺の間に新しく『九大学研都市』駅が作られ、JR筑肥線の利用客数が1番多い駅となりました。駅出口すぐにまるで駅ビルの様にイオンがあります。近辺の街並みは一新されていき、九大までの一本道も作られました。

やはり九大ブランドは大きく、現在ではマンションが多数立ち並んでいます。学生用マンションも多々ありますが、街並みが新しいこともあって家族向けマンションも多いです。相当数建っていますが、どこも満室で入れないくらい人気だそうです。

このエリアは元々、二見ケ浦や芥屋海岸といった海がまず人気ですし、二見ヶ浦の海岸沿いに並ぶリゾート感満載の食事処はいつ行っても満席の印象です。そういったリゾートの近いということも、福岡西エリアに住む人が増えた要因の一つかもしれません。

去年は『糸島高校前駅』が開業し、近年戸建てが多く建ってきている波多江方面のアクセスがフォローされました。JR筑肥線は地下鉄福岡空港駅まで乗り換えなしで行けますので、電車の本数的にも『筑前前原駅』よりも東側エリアであれば利便性は良いと思います。※福岡市営地下鉄を走っている電車本数のうち1/3~半分くらいがJR筑肥線です。特に通勤の時間は半数くらいを占めています。

順調に開発が進んでいますし、人口も緩やかに増加傾向にある福岡西エリア~糸島。住みやすい街であることは間違いありません。しかし、ちょっと弱点もありますので触れておきます。

弱点1.陸の孤島となりがち

JR筑肥線の駅で言いますと、『姪浜』から次の駅『下山門』までは歩いて行くことはある意味可能です。夜でも街が比較的明るく、距離もそこまでありません。福岡市市営地下鉄の駅だとそんな感じですから、その延長といった印象です。

しかし、下山門の次である今宿まで行くとなると一気に事情が変わります。電車の場合は乗車時間が約4分。途中松林やちょっとしたトンネルを抜けることになります。トンネルは電車専用なので、徒歩だと海沿いを大回りしたう回路となってしまい、非常に遠く感じるようになります。

徒歩や車の場合は海沿いの旧202号線か202号線の2択。車であればたいしたことはありませんが、夜の徒歩はどちらを通っても相当真っ暗です。旧202号線は松林と海の長い道を通り抜ける必要があり、202号線は歩道こそ広いですが真っ暗です。

電車が遅延するケースが多い

海沿いを走る電車なので、JR筑肥線が遅延することは非常に多いです。利用している方は頷いていただけると思いますが、筑肥線を利用するなら会社や学校に到着予定時刻をギリギリに設定してはいけません。

電車が通らないとなると、車か徒歩、バスとなります。そういった日の朝、202号線の渋滞がひどい時が多々あります。それこそ九大学研都市付近から福重まで通常なら10分~15分のところ、1時間かかっても福重までいけないことも珍しくありません。ここはちょっと緩和していってほしいところですが、西九州道が走っている上での渋滞ですから、しばらく難しいかもしれません。

なお、この記事を書いている今日、福岡では暴風雪警報が出ています。今朝は54分の電車遅れでしたが、夜は動いているのでしょうか…私自身、JR筑肥線を利用しだすようになり、天気予報を確認する機会が増えた気がします。

弱点2.夜の閉店が早い店が多い

これは弱点と捉えるかどうかは人によると思いますが、姪浜から東のエリアに比べて明らかに閉店が早い店(特に飲食店)が多いです。

福岡西エリア~糸島というのはB級グルメの人気店が多いのですが、18時30分~20時には閉まるお店が多いのです。フランチャイズ系のお店だとそうでもないのですが。

21時頃に家の近所の駅(JR筑肥線)に着く独身サラリーマンの方だと、外食で済まそうと考えている方には不便だと思います。逆に博多~天神といった職場近くで食事を済ませた後に帰るという習慣だと、駅まで一本なので便利です。

風情があるとも…

JR筑肥線は確かに風に弱いですが、海沿いを通る電車は珍しいのも確かです。毎朝出社する時に海を眺めながら電車に乗ることが出来るというのは魅力となっています。

現在は再開発がどんどん進んでいますので、旧202号線沿いにある店舗がかなり豪華になってきています。新駅であったりマンションが多く建ち並んだりするあたりは、千早方面の発展と似ている部分もありますね。

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スマホ教室が人気

近年、ドコモショップの予約を取るのがなかなか大変です。

新機種が出るからといったわけでもなく、年間通して数日先まで窓口の予約が埋まっている状況。別にそんなに特異性のあるドコモショップでもないんですけど、福岡市でも北九州市でもドコモショップではそんな感じです。

一組あたりの対応時間が長くて丁寧な為、結果的に予約待ちが増えていきます。丁寧=人気を演出できる上手な形だと思います。

そういった丁寧な対応から、現在はドコモショップが主催するスマホ教室が大人気です。先日、母がiPhone11の操作方法を学ぶべくスマホ教室に行っていましたが、多い日は20~30人いるそうです。

ドコモショップでは一週間あたりかなりの回数スマホ教室を行っているのですが、2~3週間先くらいまで予約で埋まっていました。これは素晴らしいですね。回転率で新規獲得というのではなく、既存のユーザーファーストなところが惹かれます。結果的に、そういったところの製品を購入したくなるわけですし。

スマホ教室に行った後は確かに詳しくなってはいます。

ただ、元々が機械にあまり精通しているわけではないので、「あれ、どうだったっけ」という状態にはすぐに陥ります。そして2回目、3回目と難易度を上げながらスマホ教室に通うわけですね。

子どもはタブレット学習へ

シニアはスマホそのものを学び、逆に子供はタブレットを使いこなした上で勉強に使用する世の中。

クイズ感覚で問題を用意することで、どんどん問題を解いていく楽しみを覚えるようです。先日息子が英検を受けたのですが、そのリスニング問題はタブレットで過去問を解いていました。直感操作のスマホは子供の方が馴染むのが早いです。

息子が現在行っている塾の先生曰く、5年後10年後の入試問題はタブレットで提出されるようになる…とのこと。

時代ですね~。

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小倉駅前ビルのリニューアル

小倉駅南のシンボル的建物が今年リニューアルするようです。4~11月の間で3期に分けて改装開業するとありますので、運営しながら節目を3回作るということでしょうか。

この建物は元々1993年に小倉そごうとして開業しました。黒崎のそごうと共に、北九州市ではそごうが百貨店としてリードしていたのが1990年代だったと思います。しかし2000年、親会社そごうが破たんした為、黒崎そごうと共に閉店しました。

※wikipediaより

その後は小倉玉屋が一時的に入ったりもしましたが、あまり客足が伸びず。2004年には伊勢丹と井筒屋が7:3で出資し、「株式会社小倉伊勢丹」を設立して開業しました。しかしこちらもあまり長くは続かず、2008年3月に休業。その後約1週間後には「株式会社コレット井筒屋」として営業再開。

ここまでが短期間で目まぐるしく変わっています。「え、あの場所伊勢丹じゃなかったの?」なんて話した記憶もなんとなくありますし。

コレットは比較的長く営業しましたが、2019年2月に営業終了。この後は全館『小倉駅前アイム』として、専門店街として活動を続けています。

今回のリニューアル発表によって、大型の百貨店ではなく専門店ビルとして運営していく方針を発表しました。テナント数を減らして各フロアを広く取り、差別化を図るとのことです。日経の報道ではZARA、ロフト、無印良品といった企業と交渉中ということですが、記者会見では具体的なテナント名はまだ伏せられていました。

たしかに最近の県内商業施設って、専門店ビルが目立ちます。商業ビル単体でで専門店ビルというと西新プラリバが私は浮かびますが、こちらはもっと売り場面積が大きいですからね。一つのプロジェクトとしてまとめるのは大変だと思いますが、ぜひ夢が広がるような施設を企画していただきたいと思います。

ちなみに小倉と言えば、ニュースでも何度も扱われる新しい集客スポットとなったミクニワールドスタジアム北九州(通種ミクスタ)があります。

小倉駅の北側ではありますが、共に駅から近いです。小倉駅周辺に人が集中するという意味でも無関係ではなく、まだまだ発展していくポテンシャルは高いです。言ってみればマークイズはそういうことだと思うのです。ホークスタウン跡地に出来たものなので、ホークスで人が集まるようになった土地に魅力的なコンテンツを投下して、人が留まるスポットとしたという形。スペースのサイズが違いますからコンテンツ量も違いますが、今のところ多いに成功していると思います。

テナントに何が入るかはもちろん大事ですけど、つい楽しくなってしまうような演出も期待したいですね。

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アイランドシティのインフラ整備

近年、博多地区と天神地区の商業施設が目立っていますが、成長著しいアイランドシティについても触れてみたいと思います。

アイランドシティといえばタワーマンションが印象的ですが、大きな公園や、最近人気のスパリゾートなどもあります。まさに計画された街づくりといったところですね。

福岡で一番綺麗で新しい『福岡市総合体育館』もあります。Bリーグ所属ライジングゼファー福岡の試合が行われたりしています。

計画都市として発展してきているアイランドシティは、近年人口も増加しています。平成26年度では世帯人口が5536人だったのに対し、平成30年度では9007人まで増えてきました。 ※アイランドシティ魅力focusより

こうなってくると高速道路の建設がどこまで進んでいるのかが気になるところです。早い段階から福岡高速6号線として着手していて、土台となる部分は私も目にしていました。こちらは当時平成32年度の開通予定とされていましたから、おそらく来年度(令和2年度)の開通となるはずです。アイランドシティに住んでらっしゃる方の利便性はもちろん向上しますし、スパリゾートやこども病院といった施設にも行きやすくなりますね。先に目的地となるべき目標物が発展してきていますから、この福岡高速6号線の費用対効果は高いと思います。

続いて鉄道に関して。

こちらは検討はされているようですが、費用面から簡単には行かないようです。新線工事費で約250億円、現在の西鉄貝塚線との直通化を検討する場合はさらに250億円程度の費用が予想されています。仮に500億円投資して鉄道を作った場合、費用対効果はいかほどでしょうね。乗車賃の上乗せ分と一日あたりの平均利用料を算出、駅の運営費と管理費を~みたいな感じで計算すれば、机上の概算は出そうです。ただし、これは福岡市と西鉄の連携が必須であって、当時の福岡市の勇み足によって凍結気味とのことです。

場所的にも今後の鉄道開通は難しいかもしれませんが、都市高速開通で朝の混雑緩和はできそうです。逆に夕方あたりの福岡都市高速では東浜付近の渋滞が気になりますが。

千早付近はかなり便利になりましたし、香椎・千早・アイランドシティの付近では博多・天神とは違った発展をし続けています。なにより街並みが綺麗です。最近行ってないという方はきっと驚くはずです。私は去年、3年振りくらいにこのあたりを見ましたが、かなりおしゃれに発展していました。

まだまだ街は伸びていきそうです。

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綺麗な日本語

先日、とある団体が催しているWEBライティングの資格を取得しました。業界的に資格が物を言う世界ではないのですが、資格取得をする過程で勉強になるので、それはそれで良いかなと思って取り組んでいます。

近年はライティングが紙媒体よりWEBに大きく移行しています。元々紙ライターだった方々がWEBライティングをする際に、かなり苦戦しているということを耳にしました。紙と違ってWEBのライティングは『離脱率』というものが大きく関わってきますので、起承転結で書かずにSDS(サマリー ディテール サマリー)という手法を使うことが多いです。そういった手法の部分でしっくりいかない方が多いということかもしれません。

WEBコンテンツのライターは以前から『主張の明確さ』を意識していましたが、近年はより一層その色が濃くなりました。スマホでWEBサイトを確認することが増えた為、表示画面が小さくなったというのが理由です。そういったことから、実際にお金が発生する際のWEBライティングは無駄なものがほとんどなく、論理的なものへと変化していきました。

そのライティングルールの中で日常生活にも活きそうなのが『否定をしないということ』です。これはライティング依頼の際に否定をしないというレギュレーションがあるかどうかにもよるものですが、実際に使用できるようになると生きるのが上手になります。

「現在商品は品切れとなっていますので、お売りすることができかねます」

この文章をポジティブに言いかえると

「現在商品は品切れとなっていますので、入荷次第ご連絡致します」

となります。否定表現で文末を終わらないことで、相手にポジティブな印象を与えることが可能です。例え入荷次第ご連絡しない場合であっても、言葉尻がポジティブであれば印象は良いはずですよね。

WEBライティングの勉強をすると、副詞や助動詞といった日本語の使い方にも詳しくなります。意外と間違えて使用している日本語も多いですから、振り返ってみると自分が全然できていなかった部分も感じました。

WEBデザインの資格取得した時もそうでしたが、資格取得の過程で勉強することが大事なのでしょうね。本当は取得した資格が活きれば一番良いのでしょうけど、それでも無駄ではないなと思った試験勉強でした。

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30代からの再チャレンジ

現在、全日本フィギュアスケートが開催されています。私は伊藤みどりさんの頃からのフィギュアスケートファンでして、グランプリシリーズから全日本フィギュアまでは週末のテレビはだいたいフィギュアスケートになっています。

以前はフィギュアスケートといえば女子人気が凄かったですが、近年はむしろ男子スケートの方が注目度は高いかもしれません。なんといっても五輪の金メダルが大きいですね。

そんな中、去年から現役復帰をした高橋大輔選手が今年も全日本選手権に出場されています。一度現役を退いて数年間競技から離れたことで、また階段を上っていく楽しみを満喫しているようです。これは本当に素晴らしいことだと思いますし、国内のトップに至ったことがあるからこその考えとも言えます。

高橋選手はシングルで出場するのは今年限りで、次のシーズンからはアイスダンスに転向することを表明されています。パートナーはクリス・リード選手の元パートナー村元哉中選手です。リード姉弟以外は国内であまり注目されるペアがいなかったのが現状でしたが、これからはアイスダンスも楽しみです。

ヨーロッパではアイスダンスやペアの方がシングルよりも人気と聞いたことがあります。これは社交ダンスからの流れもあるのかもしれません。2024年パリ五輪ではブレイクダンスが競技となることが実質決定したという報道もありましたし、アイスダンスの注目度は今後日本でも上がっていきそうです。

引退して4年経ち、そこからの再開というのはどんな感覚でしょうか。高橋選手にとっては、競技におけるチャレンジというものにやりがいを感じているのかもしれません。そんな高橋選手のシングル最後の雄姿、今週末は見逃せません。

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福岡市と北九州市

先日、福岡ビル、天神コア、ビブレで合体した複合ビルの再開発が発表されました。元々は福岡ビルと天神コアの二つだけで進んでいましたが、ビブレ親会社のイオンが合意したことでビルの作りとして無理のない巨大ビルが予定されることになりました。

この新しいビルはオフィスビルとしての面も強く打ち出していて、天神が多様化していく一つのシンボルとなりうるものでもあります。

天神地区の再開発は10年以内に大きく様変わりを予定していますが、逆に言えばその間は工事中ということで既存の多店舗の集客減が懸念されます。三越・大丸といった大手デパートや、西通り~大名の中小店舗が盛んで続くようであれば、天神地区はより栄えていくことでしょう。

場所を変えて博多では、博多コネクティッドという福岡市の構想があります。これは博多駅の活力を周りに広げていこうというもので、ビルの条件を市が指定して、それに合わせてビルを用意する企業に恩恵を受けられるようにしたものです。今回、西日本シティ銀行本店ビルがこれを利用して建て替えの構想を表明しました。JR博多駅で言えば博多口を出て目の前のビルであり、まさに博多コネクティッドの一歩目ですね。

近年の日本の災害の多さを考えても、こういった自治体の援助が見込めるタイミングで耐震を考慮した建て替えというのは賢いやり方だと思います。

福岡市の成長として博多と天神に集中しているという見方もありますが、集中すべきところがきちんと賑わえば、その周辺も衛星的に賑わっていきます。中心地区のメインビルがこれだけ頻繁に建て替わるようなことはそうそうないと思うので、全国的に見ても福岡が元気な地方都市であることは確かでしょう。

ここで一つ気になるのが、福岡=福岡市ではないということです。

福岡県という見方をした時に、福岡市の賑わいの影響を受ける地域は限られてきます。例えば糟屋郡、糸島市、筑紫野、太宰府あたりまでは福岡市の成長性に関連して人も増えやすい傾向があります。しかし、元々工業で栄えた北九州市ではちょっと様子が違ってきます。

北九州市は昭和50年代では人口が106万人いましたが、平成17年を皮切りに人口100万人を切ったままとなっています。

※平成27年度時点で961,815人。

私は20歳くらいまで北九州市で過ごしましたから、思い入れはかなりあります。福岡市はもちろんですが、北九州市にも美味しいお店が多いんですよね。

個人的なことですが、もう30年くらい福岡県に住んでいながら、この間はじめて小倉城に入ってみました。小倉城は町の中に連動するように立地していて、リバーウォークや市庁舎といった大きな建物に囲まれています。それゆえ、あまり大きなお城というイメージがありませんでした。

実際に中に入ってみると相当行き届いているお城でした。私はほかにも熊本城や唐津城といった九州の大きな城には入ったことがありますが、小倉城はそんな中でも一番エンターテイメントに富んだ城だったと言えます。数分に1回流れているムービーでは俳優の草刈正雄さんがナレーションをしている映像が流れ、それは大河ドラマさながらです。巨大スクリーンと馬の模型に乗ってプレイする流鏑馬ゲームやバーチャルで着せ替え衣装の写真が撮れたりするなど、実に現代的な城でした。北九州市の本気を見た気がしますね。

福岡市という商業に特化した市の人口が極端に増えていっていますが、北九州市も何かでスイッチが入れば、また人口が増えていくポテンシャルは十分あるように思います。

観光大使として100名以上の著名人と連携していたり、ギラヴァンツ北九州が再度J2昇格を決めたりと、きっかけとなりうるものは色々見えてきているような気がします。

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防犯カメラの進化

今年も残すところあと20日あまりとなりました。年末ということで、テレビでは各局今年の振り返りを行っています。

個人的に今年特に目立ったと思うのは交通関連の事故です。高齢者の交通事故とあおり運転がそれぞれ頻度高く報道されていたと思います。こういったケースで今年おおいに役立ったのがドライブレコーダーだと思います。いわゆる運転中の防犯カメラですね。報道番組で流れる映像に関しても、ほぼドライブレコーダーの映像となっています。

さらには誘拐事件、失踪事件といったものも数多く見受けられました。それらに関しても、頼りとしたのは各地に設置された防犯カメラです。防犯カメラを設置することは自宅を守ることはもちろん、近隣の防犯も兼ねているわけです。マンションに設置する防犯対策としては、もはやオートロックよりも防犯カメラがついていることの方が大事なことかもしれません。物理的に「入れない」ということよりも、心理的に「バレる」と相手に思わせる方が抑止力になるかもしれないからです。当然、両方あるに越したことはありません。

近年は防犯カメラの性質を向上させようと、様々な研究が行われています。

まず、防犯カメラの画質向上として4K対応が登場しました。フルHD画質の4倍緻密になる画像のおかげで、今まで顔がよくわからなかったようなケースでも確認が可能となります。まさに防犯としの性能が向上したものと言えますね。

さらにスマホ全盛期の今、スマホで確認できてこそ防犯カメラです。インターネットを通じて防犯カメラが捉えている映像をリアルタイムで確認することができます。こういった防犯カメラのことをネットワークカメラと呼んだりもします。

現在のスタンダードへとなりつつある防犯カメラですが、実際に取り付けて運用する場合はプロに相談した方が安全です。防犯カメラを設置しているという自己満足で終わることが一番怖く、設置場所やカメラの画質等の判断は経験ある方に判断してもらうべきだと個人的には思います。

日本では各地域にプロがいます。防犯カメラで相談する場合は取り付けるだけの業者ではなく、保守まで行う業者に相談した方がいいでしょう。保守を依頼するかどうかは別として、どんなことを対応しているのかを確認できるというのは大事です。

ちなみに保守まで行っていて防犯カメラの設置場所を写真付きで掲載している企業さんがあったので掲載します。

https://www.yokohama-trinity.com

※掲載の許可をいただいています。

にしても、防犯カメラの4Kバージョンってかなり値段下がったんですね。私の家のテレビはまだフルHDなのに。ペットを飼っている方からすれば、屋内防犯カメラを設置したら外出先でもペットの様子を何度もスマホで確認してしまいそうな気がします。

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推定年俸というシステム

日本では主だったスポーツがオフシーズンとなっていき、プロ野球の契約更改が賑やかになってきました。

若い頃にはあまり疑問に感じていませんでしたけど、個人情報保護を謳うことの多い昨今、プロ野球選手の年俸を推定とはいえ公開するというのは、時代に逆行しているような気がします。

調べてみると、1970年あたりでは新聞報道等で選手の年俸が大々的に報じられることは少なかったようです。きっかけは1974年12月31日の各紙紙面で巨人・王貞治さんの契約更改に関わる記事が大々的に掲載されたことだそうです。当時のプロ野球選手として初の年俸6000万超えということで、この価格はメジャーリーグでも2人しかおらず、世界で3人目の快挙だったそうです。王さんの記録はこんなところにもあったのですね。

この報道をきっかけに、翌年からプロ野球選手の契約更改を記事にするのが習慣化されていったようです。また、金額は推定だという記載が常にあると思いますが、球団から正式には公表されない為、スポーツ紙の記者が独自の算出法で出している金額だそうです。独自の算出法というのは、おそらく各球団から多少のヒントを記者は得ていたりするのかもしれませんね。

最近、YOUTUBEで元プロ野球選手が独自番組を放送しているのですが、その中で実際の価格と乖離があるケースが多いという話もありました。ただ、これは出来高の部分が多いようです。実際の金額と報道されている推定金額に関して、大きな誤差はないというのが相場とあります。

選手の中では年俸が推定とはいえ公開されることに賛否あると思いますが、年俸が1億を超えるような報道があることでスポーツ選手に憧れる選手も出てくるのだろうとは思います。選手にもよりますが、契約更改である推定年俸として公表されることを逆に楽しんでもいるようです。

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オウンドメディアマーケティング

近年のWEBトレンドはもっぱらオウンドメディアと呼ばれる自社コンテンツとなっています。オウンドメディアが注目されるようになったのは2011年から2014年にかけてFacebook、TwitterといったSNSが普及したことにより、それらをビジネスに繋げようという動きとなったのが走りです。しかし、そういったソーシャルメディアを使用しただけではビジネス成果につながりにくいということが浸透していき、自社でテーマに沿ったコンテンツを用意して読み物として集客を狙うといった手法に変わっていきました。

現在はスマホが普及して10年くらい経過したでしょうか。

さまざまな機能が追加されていきましたが、近年注目されている一つが「広告除外機能」です。WEBコンテンツを利用していても広告が流れて面倒という方はけっこういるようです。その広告主たちのおかげで運営できているとも言えますが、受け手によく思われない広告と化していっているのは問題です。

対策としてAIを活用することが一つの答えとなっています。

デバイス利用者の履歴を読み取り、好みにあった提案を広告で行うというものです。確かに何もないところから提案されるよりはコンバージョンに近づきますが、それでも好まれない傾向が強いです。

近年、YOUTUBEでは対策として広告動画が6秒以内で制作されだしました。スキップ対策ですね。

2000年ちょうどの頃は、リスティング広告やディスプレイ広告でクリック率が現在の10倍程ありました。しかし、現代では広告の主戦場がWEBになり、いつまでも出現してくる広告にユーザーがアレルギーを起こしているケースもあります。広告が多すぎるのでしょうね。

オウンドメディアが主流となったのは、思考の逆転からくるものだと思います。

「人が集まるところに広告を出そう」から、「時間はかかるけど自社が人の集まるところになろう」という思考です。ABテストや水平展開といった横の変化ではなく、角度の違う方針転換です。WEB業界では数年に1回、こういった指向が変わります。ブランディングとコンテンツを重視した業界に変わっていった為、近年はWEBライターが非常に需要の高い職業となっています。

飲食店がアプリ会員でクーポンを配る等して囲い込みをするのに近いような気もします。その行為そのものを業務として行い、登録する企業を募るというアプリも近年人気となっています。

思考を置く場所が非常に大事です。今回ご紹介したオウンドメディアも、チャレンジしつつも頓挫してしまう企業が半数以上あります。頓挫する理由の多くとして、運営が可能なのは人を集めることが出来るテーマであり、コンテンツを用意する人間がそのテーマを好きじゃないと続かないということです。また、結果に紐づいていくのに時間がかかるというのも理由でしょう。オウンドメディアに合う社風合わない社風というのもありそうですね。

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