小倉駅前ビルのリニューアル

小倉駅南のシンボル的建物が今年リニューアルするようです。4~11月の間で3期に分けて改装開業するとありますので、運営しながら節目を3回作るということでしょうか。

この建物は元々1993年に小倉そごうとして開業しました。黒崎のそごうと共に、北九州市ではそごうが百貨店としてリードしていたのが1990年代だったと思います。しかし2000年、親会社そごうが破たんした為、黒崎そごうと共に閉店しました。

※wikipediaより

その後は小倉玉屋が一時的に入ったりもしましたが、あまり客足が伸びず。2004年には伊勢丹と井筒屋が7:3で出資し、「株式会社小倉伊勢丹」を設立して開業しました。しかしこちらもあまり長くは続かず、2008年3月に休業。その後約1週間後には「株式会社コレット井筒屋」として営業再開。

ここまでが短期間で目まぐるしく変わっています。「え、あの場所伊勢丹じゃなかったの?」なんて話した記憶もなんとなくありますし。

コレットは比較的長く営業しましたが、2019年2月に営業終了。この後は全館『小倉駅前アイム』として、専門店街として活動を続けています。

今回のリニューアル発表によって、大型の百貨店ではなく専門店ビルとして運営していく方針を発表しました。テナント数を減らして各フロアを広く取り、差別化を図るとのことです。日経の報道ではZARA、ロフト、無印良品といった企業と交渉中ということですが、記者会見では具体的なテナント名はまだ伏せられていました。

たしかに最近の県内商業施設って、専門店ビルが目立ちます。商業ビル単体でで専門店ビルというと西新プラリバが私は浮かびますが、こちらはもっと売り場面積が大きいですからね。一つのプロジェクトとしてまとめるのは大変だと思いますが、ぜひ夢が広がるような施設を企画していただきたいと思います。

ちなみに小倉と言えば、ニュースでも何度も扱われる新しい集客スポットとなったミクニワールドスタジアム北九州(通種ミクスタ)があります。

小倉駅の北側ではありますが、共に駅から近いです。小倉駅周辺に人が集中するという意味でも無関係ではなく、まだまだ発展していくポテンシャルは高いです。言ってみればマークイズはそういうことだと思うのです。ホークスタウン跡地に出来たものなので、ホークスで人が集まるようになった土地に魅力的なコンテンツを投下して、人が留まるスポットとしたという形。スペースのサイズが違いますからコンテンツ量も違いますが、今のところ多いに成功していると思います。

テナントに何が入るかはもちろん大事ですけど、つい楽しくなってしまうような演出も期待したいですね。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。