日本では主だったスポーツがオフシーズンとなっていき、プロ野球の契約更改が賑やかになってきました。
若い頃にはあまり疑問に感じていませんでしたけど、個人情報保護を謳うことの多い昨今、プロ野球選手の年俸を推定とはいえ公開するというのは、時代に逆行しているような気がします。
調べてみると、1970年あたりでは新聞報道等で選手の年俸が大々的に報じられることは少なかったようです。きっかけは1974年12月31日の各紙紙面で巨人・王貞治さんの契約更改に関わる記事が大々的に掲載されたことだそうです。当時のプロ野球選手として初の年俸6000万超えということで、この価格はメジャーリーグでも2人しかおらず、世界で3人目の快挙だったそうです。王さんの記録はこんなところにもあったのですね。
この報道をきっかけに、翌年からプロ野球選手の契約更改を記事にするのが習慣化されていったようです。また、金額は推定だという記載が常にあると思いますが、球団から正式には公表されない為、スポーツ紙の記者が独自の算出法で出している金額だそうです。独自の算出法というのは、おそらく各球団から多少のヒントを記者は得ていたりするのかもしれませんね。
最近、YOUTUBEで元プロ野球選手が独自番組を放送しているのですが、その中で実際の価格と乖離があるケースが多いという話もありました。ただ、これは出来高の部分が多いようです。実際の金額と報道されている推定金額に関して、大きな誤差はないというのが相場とあります。
選手の中では年俸が推定とはいえ公開されることに賛否あると思いますが、年俸が1億を超えるような報道があることでスポーツ選手に憧れる選手も出てくるのだろうとは思います。選手にもよりますが、契約更改である推定年俸として公表されることを逆に楽しんでもいるようです。
RESTAR’s logは下記のブログランキングに参加しています。
WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。