オウンドメディアマーケティング

近年のWEBトレンドはもっぱらオウンドメディアと呼ばれる自社コンテンツとなっています。オウンドメディアが注目されるようになったのは2011年から2014年にかけてFacebook、TwitterといったSNSが普及したことにより、それらをビジネスに繋げようという動きとなったのが走りです。しかし、そういったソーシャルメディアを使用しただけではビジネス成果につながりにくいということが浸透していき、自社でテーマに沿ったコンテンツを用意して読み物として集客を狙うといった手法に変わっていきました。

現在はスマホが普及して10年くらい経過したでしょうか。

さまざまな機能が追加されていきましたが、近年注目されている一つが「広告除外機能」です。WEBコンテンツを利用していても広告が流れて面倒という方はけっこういるようです。その広告主たちのおかげで運営できているとも言えますが、受け手によく思われない広告と化していっているのは問題です。

対策としてAIを活用することが一つの答えとなっています。

デバイス利用者の履歴を読み取り、好みにあった提案を広告で行うというものです。確かに何もないところから提案されるよりはコンバージョンに近づきますが、それでも好まれない傾向が強いです。

近年、YOUTUBEでは対策として広告動画が6秒以内で制作されだしました。スキップ対策ですね。

2000年ちょうどの頃は、リスティング広告やディスプレイ広告でクリック率が現在の10倍程ありました。しかし、現代では広告の主戦場がWEBになり、いつまでも出現してくる広告にユーザーがアレルギーを起こしているケースもあります。広告が多すぎるのでしょうね。

オウンドメディアが主流となったのは、思考の逆転からくるものだと思います。

「人が集まるところに広告を出そう」から、「時間はかかるけど自社が人の集まるところになろう」という思考です。ABテストや水平展開といった横の変化ではなく、角度の違う方針転換です。WEB業界では数年に1回、こういった指向が変わります。ブランディングとコンテンツを重視した業界に変わっていった為、近年はWEBライターが非常に需要の高い職業となっています。

飲食店がアプリ会員でクーポンを配る等して囲い込みをするのに近いような気もします。その行為そのものを業務として行い、登録する企業を募るというアプリも近年人気となっています。

思考を置く場所が非常に大事です。今回ご紹介したオウンドメディアも、チャレンジしつつも頓挫してしまう企業が半数以上あります。頓挫する理由の多くとして、運営が可能なのは人を集めることが出来るテーマであり、コンテンツを用意する人間がそのテーマを好きじゃないと続かないということです。また、結果に紐づいていくのに時間がかかるというのも理由でしょう。オウンドメディアに合う社風合わない社風というのもありそうですね。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。