綺麗な日本語

先日、とある団体が催しているWEBライティングの資格を取得しました。業界的に資格が物を言う世界ではないのですが、資格取得をする過程で勉強になるので、それはそれで良いかなと思って取り組んでいます。

近年はライティングが紙媒体よりWEBに大きく移行しています。元々紙ライターだった方々がWEBライティングをする際に、かなり苦戦しているということを耳にしました。紙と違ってWEBのライティングは『離脱率』というものが大きく関わってきますので、起承転結で書かずにSDS(サマリー ディテール サマリー)という手法を使うことが多いです。そういった手法の部分でしっくりいかない方が多いということかもしれません。

WEBコンテンツのライターは以前から『主張の明確さ』を意識していましたが、近年はより一層その色が濃くなりました。スマホでWEBサイトを確認することが増えた為、表示画面が小さくなったというのが理由です。そういったことから、実際にお金が発生する際のWEBライティングは無駄なものがほとんどなく、論理的なものへと変化していきました。

そのライティングルールの中で日常生活にも活きそうなのが『否定をしないということ』です。これはライティング依頼の際に否定をしないというレギュレーションがあるかどうかにもよるものですが、実際に使用できるようになると生きるのが上手になります。

「現在商品は品切れとなっていますので、お売りすることができかねます」

この文章をポジティブに言いかえると

「現在商品は品切れとなっていますので、入荷次第ご連絡致します」

となります。否定表現で文末を終わらないことで、相手にポジティブな印象を与えることが可能です。例え入荷次第ご連絡しない場合であっても、言葉尻がポジティブであれば印象は良いはずですよね。

WEBライティングの勉強をすると、副詞や助動詞といった日本語の使い方にも詳しくなります。意外と間違えて使用している日本語も多いですから、振り返ってみると自分が全然できていなかった部分も感じました。

WEBデザインの資格取得した時もそうでしたが、資格取得の過程で勉強することが大事なのでしょうね。本当は取得した資格が活きれば一番良いのでしょうけど、それでも無駄ではないなと思った試験勉強でした。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。