防犯カメラの進化

今年も残すところあと20日あまりとなりました。年末ということで、テレビでは各局今年の振り返りを行っています。

個人的に今年特に目立ったと思うのは交通関連の事故です。高齢者の交通事故とあおり運転がそれぞれ頻度高く報道されていたと思います。こういったケースで今年おおいに役立ったのがドライブレコーダーだと思います。いわゆる運転中の防犯カメラですね。報道番組で流れる映像に関しても、ほぼドライブレコーダーの映像となっています。

さらには誘拐事件、失踪事件といったものも数多く見受けられました。それらに関しても、頼りとしたのは各地に設置された防犯カメラです。防犯カメラを設置することは自宅を守ることはもちろん、近隣の防犯も兼ねているわけです。マンションに設置する防犯対策としては、もはやオートロックよりも防犯カメラがついていることの方が大事なことかもしれません。物理的に「入れない」ということよりも、心理的に「バレる」と相手に思わせる方が抑止力になるかもしれないからです。当然、両方あるに越したことはありません。

近年は防犯カメラの性質を向上させようと、様々な研究が行われています。

まず、防犯カメラの画質向上として4K対応が登場しました。フルHD画質の4倍緻密になる画像のおかげで、今まで顔がよくわからなかったようなケースでも確認が可能となります。まさに防犯としの性能が向上したものと言えますね。

さらにスマホ全盛期の今、スマホで確認できてこそ防犯カメラです。インターネットを通じて防犯カメラが捉えている映像をリアルタイムで確認することができます。こういった防犯カメラのことをネットワークカメラと呼んだりもします。

現在のスタンダードへとなりつつある防犯カメラですが、実際に取り付けて運用する場合はプロに相談した方が安全です。防犯カメラを設置しているという自己満足で終わることが一番怖く、設置場所やカメラの画質等の判断は経験ある方に判断してもらうべきだと個人的には思います。

日本では各地域にプロがいます。防犯カメラで相談する場合は取り付けるだけの業者ではなく、保守まで行う業者に相談した方がいいでしょう。保守を依頼するかどうかは別として、どんなことを対応しているのかを確認できるというのは大事です。

ちなみに保守まで行っていて防犯カメラの設置場所を写真付きで掲載している企業さんがあったので掲載します。

https://www.yokohama-trinity.com

※掲載の許可をいただいています。

にしても、防犯カメラの4Kバージョンってかなり値段下がったんですね。私の家のテレビはまだフルHDなのに。ペットを飼っている方からすれば、屋内防犯カメラを設置したら外出先でもペットの様子を何度もスマホで確認してしまいそうな気がします。

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推定年俸というシステム

日本では主だったスポーツがオフシーズンとなっていき、プロ野球の契約更改が賑やかになってきました。

若い頃にはあまり疑問に感じていませんでしたけど、個人情報保護を謳うことの多い昨今、プロ野球選手の年俸を推定とはいえ公開するというのは、時代に逆行しているような気がします。

調べてみると、1970年あたりでは新聞報道等で選手の年俸が大々的に報じられることは少なかったようです。きっかけは1974年12月31日の各紙紙面で巨人・王貞治さんの契約更改に関わる記事が大々的に掲載されたことだそうです。当時のプロ野球選手として初の年俸6000万超えということで、この価格はメジャーリーグでも2人しかおらず、世界で3人目の快挙だったそうです。王さんの記録はこんなところにもあったのですね。

この報道をきっかけに、翌年からプロ野球選手の契約更改を記事にするのが習慣化されていったようです。また、金額は推定だという記載が常にあると思いますが、球団から正式には公表されない為、スポーツ紙の記者が独自の算出法で出している金額だそうです。独自の算出法というのは、おそらく各球団から多少のヒントを記者は得ていたりするのかもしれませんね。

最近、YOUTUBEで元プロ野球選手が独自番組を放送しているのですが、その中で実際の価格と乖離があるケースが多いという話もありました。ただ、これは出来高の部分が多いようです。実際の金額と報道されている推定金額に関して、大きな誤差はないというのが相場とあります。

選手の中では年俸が推定とはいえ公開されることに賛否あると思いますが、年俸が1億を超えるような報道があることでスポーツ選手に憧れる選手も出てくるのだろうとは思います。選手にもよりますが、契約更改である推定年俸として公表されることを逆に楽しんでもいるようです。

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インフルエンサー

映画館にほとんど行けていないと思うこの頃です。

知り合いとの会話で、一番最近見た映画館の映画ってなに?と先日聞かれ、「ドラえもん」と。その前は?と聞かれると「クレヨンしんちゃん」と。会話としてはそこまででしたけど、実際はその前3回分くらいは同様な感じでして。映画館=子どもへの家族サービスとなっています。

映画館の暗さがほどよく眠気を誘うので、息子と映画館に行くと気付いたらぐっすり眠ってしまいます。終わったら体をゆすり起されるのが近年の私の映画館ライフです。

映画館って20代の頃は凄く好きな空間でした。嫌なことがあっても映画館で一つの作品を見るとイメージが上書きされて、嫌なことが過去になっていました。マンマ・ミーアみたいな映画がすごく好きで、活力をもらえるのが良いです。

この10年間くらい映画館でじっくりと見ることができてないのですが、その分自宅で動画配信を使って映画を見ています。動画配信サービスのお手軽感は非常に良いですね。今は携帯電話もギガ使い放題みたいな感じになりましたし、スマホでも画面の小ささが気にならないなら視聴できます。映画館で見る迫力・集中力みたいなものはないですけど、まぁそれぞれに良さがあります。

映画について今回ブログに書こうと思ったのも、最近アナ雪2のプロモーションをよく見かけるようになったからです。巷ではステマ(ステルスマーケティング)ではないかと問題視されてもいるようですが、ディズニーは否定をされていますね。

ステマに関しては日本でも先日京都の方で問題になっていましたが、そうなると「インフルエンサー」という商売の仕方は問題があるのでは?と思う次第です。

クラウドソーシングでインフルエンサーとして対応しますというWEBサイトを大手広告代理店が運営していますが、この流れはどうなのでしょう。インフルエンサーマーケティングとステルスマーケティングの明確な違いというものがあるのでしょうか。記事にするにあたり、多少調べてみました。

例えばInstagramに投稿する際、「#PR」とハッシュタグ表記されていればインフルエンサーマーケティングであるとの解釈が多いそうです。ただ、「広告と相手に認識させた上で表示する」のがガイドラインであるならば、多数のハッシュタグが並んで気付きにくい「#PR」をつけるだけで大丈夫かという議論もあるようですね。

争点は「これは広告ですよ」と明示されて広告するのはOK、なし崩し的に前置きなく広告を行うのはNOということです。特にディズニーのような世界的大手企業となると、知らず知らずのうちに扇動されているのかもしれないという疑念があったりするのでしょう。

実際に映画を見て感動した人が、感動そのままに記事にして拡散するのはOK。企業が依頼して感動した振りをして拡散するのはNG。こう書くとわかりやすいですけど、実際には線引きが難しい問題のような気がします。

ユーチューバーで商品や施設紹介をしている人など増えていますし、今後より明確に線引きされるのかもしれません。

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ITと不動産

かれこれずっと考えていることですが、ITと不動産の付き合い方の最適解とはどのような状態なのでしょうか。

賃貸物件を選ぶツールとしてのWEBというのはスムーズな考え方ですよね。需要があるところに選択肢を投じる形なので、必然性があります。存在に必然性があるということは、そこにユーザーが集まるわけです。すると広告掲載をしたいという企業も現れますし、各企業から掲載料金を得ることも出来ますね。

様々な企業が様々なアプリを作成しているのも、チャレンジすること自体は大事なことだとは思います。ただ、そこにシナジーがあるかというと、まだまだ業界としてチャレンジできる部分が多いと考えています。

今のところアプリ作成でうまくいっている業界と言えばゲーム業界がダントツでしょう。次に飲食系がリピーターツールとしてクーポンを発行したりしているのも、ユーザーの担保という点では成功の部類だと思います。

ちなみに不動産投資関連のアプリに関してですが、現時点でも様々な企業が色んなチャレンジをしています。利回りを計算するアプリ、アパート経営をシミュレーションできるアプリといった便利なアプリもあります。私が面白いなと思ったのは地価を調べることができるアプリです。変動する地価を手軽に確認できるというのはアプリ向きです。

ここからは少しクリエイターサイドの話となりますが、

最近のWEBアプリ開発の標準言語となりつつあるのは「Python」です。元々プログラミングで言えばC言語がベースにありますが、よりわかりやすく、より現代向きとなったものです。私自身もRubyの勉強がひと段落つけばPythonをやりたいとは考えています。

PythonはAIの開発を目的としている人の多数が現在取り組んでいる言語です。AI主流の時代が来ると踏んでいた人(主にSE)が勉強していきました。現在世の中に出回っているアプリは、そういった方々が作成したものですね。

スマホアプリとしてはあまり浮かびませんが、WORDPRESS用のアプリケーションプラグイン、Googleスプレッドシート用のアドオン等は良さそうな機能が浮かびます。「これがあれば業務の流れが変わる!」というものを企画できるようであれば、プログラミングを学ぶきっかけになるかもしれませんね。

ICTの活用に関しては一日のうち半分くらい頭のどこかにありますが、「ユーザーにとって利のあるもの」であることが第一となると、なかなか新しいサービスをITで提示するのは難しいものですね。

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オウンドメディアマーケティング

近年のWEBトレンドはもっぱらオウンドメディアと呼ばれる自社コンテンツとなっています。オウンドメディアが注目されるようになったのは2011年から2014年にかけてFacebook、TwitterといったSNSが普及したことにより、それらをビジネスに繋げようという動きとなったのが走りです。しかし、そういったソーシャルメディアを使用しただけではビジネス成果につながりにくいということが浸透していき、自社でテーマに沿ったコンテンツを用意して読み物として集客を狙うといった手法に変わっていきました。

現在はスマホが普及して10年くらい経過したでしょうか。

さまざまな機能が追加されていきましたが、近年注目されている一つが「広告除外機能」です。WEBコンテンツを利用していても広告が流れて面倒という方はけっこういるようです。その広告主たちのおかげで運営できているとも言えますが、受け手によく思われない広告と化していっているのは問題です。

対策としてAIを活用することが一つの答えとなっています。

デバイス利用者の履歴を読み取り、好みにあった提案を広告で行うというものです。確かに何もないところから提案されるよりはコンバージョンに近づきますが、それでも好まれない傾向が強いです。

近年、YOUTUBEでは対策として広告動画が6秒以内で制作されだしました。スキップ対策ですね。

2000年ちょうどの頃は、リスティング広告やディスプレイ広告でクリック率が現在の10倍程ありました。しかし、現代では広告の主戦場がWEBになり、いつまでも出現してくる広告にユーザーがアレルギーを起こしているケースもあります。広告が多すぎるのでしょうね。

オウンドメディアが主流となったのは、思考の逆転からくるものだと思います。

「人が集まるところに広告を出そう」から、「時間はかかるけど自社が人の集まるところになろう」という思考です。ABテストや水平展開といった横の変化ではなく、角度の違う方針転換です。WEB業界では数年に1回、こういった指向が変わります。ブランディングとコンテンツを重視した業界に変わっていった為、近年はWEBライターが非常に需要の高い職業となっています。

飲食店がアプリ会員でクーポンを配る等して囲い込みをするのに近いような気もします。その行為そのものを業務として行い、登録する企業を募るというアプリも近年人気となっています。

思考を置く場所が非常に大事です。今回ご紹介したオウンドメディアも、チャレンジしつつも頓挫してしまう企業が半数以上あります。頓挫する理由の多くとして、運営が可能なのは人を集めることが出来るテーマであり、コンテンツを用意する人間がそのテーマを好きじゃないと続かないということです。また、結果に紐づいていくのに時間がかかるというのも理由でしょう。オウンドメディアに合う社風合わない社風というのもありそうですね。

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5G

2020年春から日本でも実用開始を予定している5G。国外ではすでに商用として運営が始まっています。

いまさらかもしれませんが、今回は5Gとは何か?から掘り下げてみたいと思います。

スマートフォンで馴染みのある3G、4Gという言葉に続くのが5Gという、なんとなく後継の回線なのだろうというのは想像し易いかと思います。このGというのはジェネレーションの頭文字でして、第3世代~第5世代といった意味となります。ちなみに1Gという呼び方はそうそうしませんが、1980年代に車等に取り付けたりしていた自動車電話やショルダーフォン等がそれにあたります。2Gは1990年代のデジタル回線のことです。

簡単に言えば、通信速度がより速くなり、より容量が大きくなるのが5Gです。読み込み待ちが無くなったり、ダウンロード速度が速くなったりするのがわかりやすい違いとなります。違いをわかりやすくする尺度として、4Gと比べて通信速度は約20倍、遅延は10分の1というのが回線速度となります。※20Gbps。

速度がぐんと上がることで、現在よりも進化した回線の使い方が提唱されています。それがIoTであったり、自動運転であったりになるわけです。特に遅延が10分の1になるというのは信頼性という点で大きいですね。いよいよSFの世界に近づいてきたと言える気がします。

福岡では9月20日から薬院駅ビル内に「ドコモ5Gオープンラボ」が開設されています。企業や団体向けに5Gの技術検証環境を無償で提供しています。デベロッパーがインフラを提供し始めるということで、それを利用して何を生み出すことが出来るかということですね。

すでに国民に相当数行き渡ったスマホを中心に開発されていくのは用意に想像がつきますが、それだけではないはずです。2000年前後にITバブルとして様々な企業が台頭していきましたが、それに準ずるような新たな技術・アイディアが出てくるものと思われます。

参考として、

・作業現場のクレーンやトラック等を5G通信で管理して動かし、無人の建設現場を実現する。

・野球場で様々な視点からプレーを楽しむ

・監視カメラのバージョンアップとして、4K映像でより鮮明にする

といったものが挙げられます。なお、すでに実験的に行われているものも上記にはあります。非常に夢のある進化ですし、注目していきたいコンテンツです。

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二次元コード推進について

キャッシュレス決済についてはこのブログでも数回書いてきましたが、ふとした疑問が湧きました。

そもそもなぜ、二次元コード(QRコード)による決済をいまさら流行らせようとしているのか?

いまさら?という気もしますが、携帯電話には従来Felicaというソニーが開発したICカードの技術が採用されていますし、先行して楽天Edyもありました。それぞれ自動販売機で使用できるようになっていたり、コンビニ決済で使用したりといった形で一定のシェアはあったと思います。

そこへきて、それらとは全く別の二次元コードを使用したキャッシュレス決済に移行しようとするわけですから、よくよく考えたら穏やかではないですよね。よくよく考えないとピンとこなかったあたり、金銭的にはアナログな人間ということなのだと思いますが。

ちなみに、QRコードのQRとはQuick Responseの略で、デンソーウェーブさんが商標登録しているものとのことです。定義的な呼び方としては二次元コードとなります。

色々と調べていくところ、二次元コードの最大の特徴である「導入のしやすさ」が決め手のようです。二次元コードの作成そのものはケースによって無料で行うことも可能です。加盟店になると、会計料金の数パーセントが手数料として発生します。サービスによっては専用端末のレンタル料がかかる場合もあるようです。

Felicaを読み取る端末を購入orレンタルすることを考えれば、確かに分母が広がりやすい気がします。Air Payを使用してSuica決済が出来るようにするという手段もあるとは思いますが、既存のレジを変更せずに対応可能という点でも二次元コード決済は優秀です。

しかし、比較的簡単に作成できるがゆえに、二次元コードはセキュリティに問題があります。セブンペイで払い戻しとなった事件も記憶に新しい中、楽天Payも連日使用不可となったことが発表されました。こういった事件が続くと、やはり二の足を踏んでしまいます。キャッシュレス決済という点では、個人的にはまだクレジットカードで十分かなと考えています。

2020年6月まではキャッシュレス決済によるポイント還元の期間ですので、年末年始や決算セールでは皆さんキャッシュレス決済を使用するのでしょうね。クレジットカードは歴史もあって大丈夫だとは思いますが、二次元コード決済に関しては早急にセキュリティ強化を望みたいところです。

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