価格変動に伴うドラマ性

年金2000万円問題が世に出てちょうど半年経過しました。月日が経過したことでメディアに取り上げられることはなくなってきましたが、そもそも何も解決していないまま時間が過ぎているだけですよね。

金融庁が公表した金融審議会の市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」で語られている内容をきちんと確認されている方はわかると思いますが、丁寧に分析されていて現状をしっかりと捉えていると思います。PDFで全51ページありますので読むのがちょっと億劫にはなってしまいますが、老後のお金に対する不安をクリアにされたいという方は一読することをおすすめします。

身体も年老いて収入も年金が頼りとなる中、貯金を毎月5万円崩しながら生活するというのはけっこう怖いですよね。手に職をつけてフリーランスとして働ける方は、「老後の働き方」を念頭に置いてらっしゃるかもしれません。かくいう私もその一人です。

頭、目、手が健全に動くならば、クリエイターとしての活動は可能です。業界的に新しいツール、デバイス等への変化が早いので、70歳くらいの私がついていけるかは非常に怖いところです。

年金問題で各種投資が注目されはじめましたが、私が投資について勉強を始めたのは去年の3月、仮想通貨に関してがメインでした。

当時、仮想通貨が流行った理由は価格変動の活発性にあったと思います。銀行の低金利により預金することに対してメリットを感じにくくなった方が換金していったケースが多いですが、当時から比べれば現在は大暴落していますから大赤字となった方々も多いと思います。例えばビットコインは2年前くらいならば1ビットコインあたり200万円を超えていましたが、現在は1ビットコインあたり78万円くらいです。※2019年12月13日現在。

しかし、ビットコインの価格変動はまだマシで、もっと目も当てられないような価格の大暴落を起こしている仮想通貨も多々あります。価格の上がり幅が大きいということは、当然下がり幅も大きいということです。何に関しても大小ありつつもリスクは存在します。

当時大量にあった仮想通貨のCMもまったく見なくなりました。

私自身、過去に仮想通貨を購入したことがあります。銘柄はビットコイン、イーサリアム、リスクです。そもそもあまり仮想通貨に興味はあまりなかったのですが、当時ライティング業務を請け負うにあたり、勉強の為自分で購入しました。

どう運営すればよいか教わろうと思い、仮想通貨を勧めてきた知人に色々と話を聞いてみました。しかし、まったく話が頭に入ってきません。記事にしないといけないのでかなりの期間考えましたが、やはりわかりません。

「興味がない」という言葉で片づければ簡単ですが、これは興味がないというよりも「ドラマがない」のだと私は思いました。

例えば株の場合、「株式会社〇〇の新作発表に伴い株価が上昇した」というように、背景があります。不動産投資では地価や地域の将来性といった土地柄や、銀行の金利という購入のタイミングの良し悪しといった戦略性があります。

仮想通貨に関しても値段の変動に関して一定の法則があるのですが、それが「仮想通貨の良いニュースが出れば上がる」「仮想通貨の悪いニュースが出れば下がる」という、ちょっとアバウトなものです。こういった部分に私は魅力を感じ取れず、結局仮想通貨に関してのライティングは長期的にできませんでした。おそらく先物取引が私に合わないのでしょう。

実は妻も仮想通貨を当時購入していて、アプリを使ってにやにやして見ていました。合う人には合う様です。

現在でも仮想通貨を継続利用されている方は多々おられるはずなので、私の考え方とは違う仮想通貨の良さというのはあるのだと思います。今年は1月から6月末までの間でビットコインが36万円から140万円まで高騰していますから、実際ハイリスクハイリターンを狙う方には良いサービスです。仮想通貨=ビットコインではないですが、価格を反発させるあたりビットコインがブランド化はしてそうです。

様々な投資がある中、勉強していくと「自分自身がどういったものを求めているのか」というのが明確になっていった気がします。冒頭に書いた年金2000万円問題にもあるような、毎月5万円貯金を切り崩す生活はしたくないという方にとっては、不動産投資は最適な手法の一つでもあります。勉強の為にセミナーに訪れる方も多いので、定期的に開催されているセミナーを検討されてみてはいかがでしょうか。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。