WEB配信時代へ

近年、映像配信は進化しています。動画配信が主流となり、tiktokのような派生アプリも目立ってきました。

映像美に関しても当然進化していますが、使用感が大きく変わっていますね。

「見逃したらもう見れない → 録画 → 予約録画で前もって録画を予約 → タイムシフト機能等で振り返り → WEB配信でいつでもOK」

使用デバイスに関しても、今やスマホで動画を見るということが当たり前です。ブラウン管テレビの頃からすれば、それはもう大きな進化と言ってよいでしょう。

WEB上にあるコンテンツを見る

私が最近見たインスタグラムの画像で一番衝撃だったのはKABA.ちゃんのアフター画像でした。美容整形の進歩って本当に凄いですね。

こういった衝撃的なものってWEB上で見かけることが多く、TV番組の情報バラエティでは裏方がネットサーフィンをしながらおもしろ動画や画像を探すというような関係性になっています。テレビが面白い番組を作るのではなく、ネット上にある面白いものや特筆すべきものをテレビで紹介するということです。視聴者からの投稿で成立している番組すらあります。

春にはあの「東京ラブストーリー」がリメイクでPrime Videoなどで配信されるそうです。時代背景が全然違いますし、ドラマに思い入れのある人が多いということから配信ドラマにしたんでしょうか。現時点では俳優を変えてリメイクをすることに抵抗があるという人も、配信ドラマならば意外と見たくなるのかもしれません。いつでも見れるというのが肝ですね。

おそらく、メディア媒体に多様性がある形が継続されつつ、『収益性TOPはTV』という形が続いていくのでしょうね。

ただし、コア度はWEBの方がありますから、ヒットはWEBから生まれるというのが定説化していくのかもしれません。 情報バラエティのTOPニュースがWEB動画であっても、もはや普通に感じるようになりましたし。

『異常気象の決定的瞬間』の映像って、今はほとんどスマホ動画です。画質も綺麗になって、ある程度は大画面に耐えうるようになりました。

今後はスマートテレビを使用して、55インチ~65インチでWEB配信動画を見るというのがもっと主流になりそうな予感です。Amazon Primeとドコモの1年間無料提携はその一歩目なのかもしれません。

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新型コロナウィルスの現在

中国武漢市にて新型肺炎を引き起こすウィルス『コロナウィルス』が猛威をふるっています。昨日のニュースで死者9人、感染者440人超えと報道が出ていた為、現在はさらに増えていると予想されます。※調べていると、5時間前の発表で死者17人、感染者500人超えと更新されていました。

中国では武漢市を封鎖し、公共交通機関も一時閉鎖されたそうです。これはある意味、中国の凄さを見た気がします。武漢市は1100万人都市です。東京都の推計人口が1300万人~1400万人ですので、それを封鎖するようなものです。暴動が起きても不思議ではないはず。なお、日本発武漢行の飛行機はANAが毎日1往復する便を出していましたが、本日より欠航とのことです。

ちなみに武漢市は上記の赤く囲んでいるところです。

色々と手探りに近い状況で調べているでしょうから、出てくる情報がまだ断片的です。

「ヒトからヒトへの感染が確認された」と聞くと、それだけで色々妄想してしまいます。感染経路は「濃厚接触」という表記。これも難しいですよね。程度の表現というのは捉え方次第なので、「感染者が吐いた息を吸っても大丈夫なのか?」等具体的なことは出てきません。

過剰反応かもしれませんが、それでもマスクを買い占めるのはわかります。明確な情報が出ない以上、身近なところで予防できるところはしておかないと…と考えるのはむしろ正常です。現在もなお増え続けている感染者の数を見ても、2002年末~2003年中ごろに猛威をふるったSARSと同レベル、もしくはそれ以上の被害も考えられます。当時は香港を中心に8000人強の感染者、37か国で774人の死者を出しました。

このコロナウィルスに対して特定の治療法が現在あるわけではないですが、既存の抗ウィルス剤を流用はできるとのことです。

この新型コロナウィルスについての詳細はまだ明らかになってはいませんが、アマガサヘビ(コブラの仲間)が感染源ではないかという論文が出ています。SARSの宿主はコウモリでしたが、アマガサヘビはコウモリを餌にすることがあるそうです。武漢市の海産物市場で蛇が売られていたことから、そうなのではないかという仮説が提出されています。

日本で考えれば、都道府県の一つ・もしくは二つの規模を完全に封鎖してしまう事態です。会えなくなっている家族達もいるでしょうし、早急に事態が収束することを願っています。

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小倉駅前ビルのリニューアル

小倉駅南のシンボル的建物が今年リニューアルするようです。4~11月の間で3期に分けて改装開業するとありますので、運営しながら節目を3回作るということでしょうか。

この建物は元々1993年に小倉そごうとして開業しました。黒崎のそごうと共に、北九州市ではそごうが百貨店としてリードしていたのが1990年代だったと思います。しかし2000年、親会社そごうが破たんした為、黒崎そごうと共に閉店しました。

※wikipediaより

その後は小倉玉屋が一時的に入ったりもしましたが、あまり客足が伸びず。2004年には伊勢丹と井筒屋が7:3で出資し、「株式会社小倉伊勢丹」を設立して開業しました。しかしこちらもあまり長くは続かず、2008年3月に休業。その後約1週間後には「株式会社コレット井筒屋」として営業再開。

ここまでが短期間で目まぐるしく変わっています。「え、あの場所伊勢丹じゃなかったの?」なんて話した記憶もなんとなくありますし。

コレットは比較的長く営業しましたが、2019年2月に営業終了。この後は全館『小倉駅前アイム』として、専門店街として活動を続けています。

今回のリニューアル発表によって、大型の百貨店ではなく専門店ビルとして運営していく方針を発表しました。テナント数を減らして各フロアを広く取り、差別化を図るとのことです。日経の報道ではZARA、ロフト、無印良品といった企業と交渉中ということですが、記者会見では具体的なテナント名はまだ伏せられていました。

たしかに最近の県内商業施設って、専門店ビルが目立ちます。商業ビル単体でで専門店ビルというと西新プラリバが私は浮かびますが、こちらはもっと売り場面積が大きいですからね。一つのプロジェクトとしてまとめるのは大変だと思いますが、ぜひ夢が広がるような施設を企画していただきたいと思います。

ちなみに小倉と言えば、ニュースでも何度も扱われる新しい集客スポットとなったミクニワールドスタジアム北九州(通種ミクスタ)があります。

小倉駅の北側ではありますが、共に駅から近いです。小倉駅周辺に人が集中するという意味でも無関係ではなく、まだまだ発展していくポテンシャルは高いです。言ってみればマークイズはそういうことだと思うのです。ホークスタウン跡地に出来たものなので、ホークスで人が集まるようになった土地に魅力的なコンテンツを投下して、人が留まるスポットとしたという形。スペースのサイズが違いますからコンテンツ量も違いますが、今のところ多いに成功していると思います。

テナントに何が入るかはもちろん大事ですけど、つい楽しくなってしまうような演出も期待したいですね。

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アイランドシティのインフラ整備

近年、博多地区と天神地区の商業施設が目立っていますが、成長著しいアイランドシティについても触れてみたいと思います。

アイランドシティといえばタワーマンションが印象的ですが、大きな公園や、最近人気のスパリゾートなどもあります。まさに計画された街づくりといったところですね。

福岡で一番綺麗で新しい『福岡市総合体育館』もあります。Bリーグ所属ライジングゼファー福岡の試合が行われたりしています。

計画都市として発展してきているアイランドシティは、近年人口も増加しています。平成26年度では世帯人口が5536人だったのに対し、平成30年度では9007人まで増えてきました。 ※アイランドシティ魅力focusより

こうなってくると高速道路の建設がどこまで進んでいるのかが気になるところです。早い段階から福岡高速6号線として着手していて、土台となる部分は私も目にしていました。こちらは当時平成32年度の開通予定とされていましたから、おそらく来年度(令和2年度)の開通となるはずです。アイランドシティに住んでらっしゃる方の利便性はもちろん向上しますし、スパリゾートやこども病院といった施設にも行きやすくなりますね。先に目的地となるべき目標物が発展してきていますから、この福岡高速6号線の費用対効果は高いと思います。

続いて鉄道に関して。

こちらは検討はされているようですが、費用面から簡単には行かないようです。新線工事費で約250億円、現在の西鉄貝塚線との直通化を検討する場合はさらに250億円程度の費用が予想されています。仮に500億円投資して鉄道を作った場合、費用対効果はいかほどでしょうね。乗車賃の上乗せ分と一日あたりの平均利用料を算出、駅の運営費と管理費を~みたいな感じで計算すれば、机上の概算は出そうです。ただし、これは福岡市と西鉄の連携が必須であって、当時の福岡市の勇み足によって凍結気味とのことです。

場所的にも今後の鉄道開通は難しいかもしれませんが、都市高速開通で朝の混雑緩和はできそうです。逆に夕方あたりの福岡都市高速では東浜付近の渋滞が気になりますが。

千早付近はかなり便利になりましたし、香椎・千早・アイランドシティの付近では博多・天神とは違った発展をし続けています。なにより街並みが綺麗です。最近行ってないという方はきっと驚くはずです。私は去年、3年振りくらいにこのあたりを見ましたが、かなりおしゃれに発展していました。

まだまだ街は伸びていきそうです。

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Microsoft社によるCO2排出量回収

Googleの時価総額1兆ドル超えが発表されましたが、GAFAは今後もトップシェアを誇っていきそうです。現在では、WEB上における世界規模の自治体のような存在となっています。

そんな中、マイクロソフトが2050年までに創業以来排出した全CO2の回収をすると発表しました。オーストラリアで今なお続く大規模森林火災のような異常気象を憂いて、まずは自社がまいた種を回収するという主旨のようです。

具体的にはCO2削減を目的とした技術に対して10億ドルの投資をするということですが、一企業が約1100億円ものお金を環境に投資するというのは例がないのではないでしょうか。お金で解決できるかどうかはわかりませんが、企業としての意思を感じます。

世界的にも避難を浴びている日本の環境対策は、さすがにそろそろ明確な行動の指針を出さなければならないのではないかと思います。

ただし、以前も書きましたが、環境は経済とセットです。有識者による議論を活発にしていただきたいところです。

それにしても、海外IT大手企業から出てくる発想が旧来の日本とは違う印象を受けます。バランスを取ろうとしがちな日本の国民性では、こういった世界的に突出したIT系の企業はなかなか出てこないと思います。

アメリカではエリートほど大学卒業後に起業すると言います。日本では起業する訓練を受けていても堅実に『就職をする』という風習です。これは『どちらを選ぶか』に対しての国民性というだけでなく、起業時のリスクの違いが大きいです。アメリカでは卒業時にエンジェル投資家からお金を調達し、ダメだったとしても返済義務がないケースが多いそうです。やるだけやってみるということが風潮としてやりやすいわけですね。

逆に日本では『新卒』というのが一つのブランドとなっていて、大学卒業と同時に起業というのはかなりのリスクを伴います。さらに、事業に失敗した後の人生というのもアメリカの非ではないくらい大変ですから、チャレンジそのものが難しいと言えます。

しかし、日本の良いところも多々あり、アメリカほどの貧富の差はありません。医療保険がまさに代表的で、オバマ大統領時代に貧困層でも医療費は国が負担するとしていたものを、トランプ大統領によってすぐに見直しがされました。日本はこういった部分で非常に温かい国だと思います。

環境にしても経済にしても、日本という国の良さを生かした新時代の文化を出していきたいところですね。

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老後に働く?

2019年中旬、世間を騒がせた『年金2000万円不足問題』に端を発した老後資金問題ですが、現在でも全く熱は冷めていないようです。

今後も少子高齢化が進んでいくことは明白な為、年金構造自体が非常に危ういことは周知の通り。『年金2000万円不足問題』は当時のタイムリーな話題というわけではなく、日本の行く末を案じるきっかけだったと思います。

高齢者が増えることで、日本では60代の働き手を増やす考え方が進んできています。現在では65歳で定年を迎え、その後シルバー職員として契約社員等で働くというのが多数はとなりつつあります。これを法律化しようという動きがあり、『70歳定年法』を導入すべく通常国会へ提出されるそうです。

冒頭で書きました『年金2000万円不足問題』がクローズアップされた頃に中間報告として70歳定年法は明記されていて、早ければ2021年4月から実施されます。私達ももっと長く働く必要が出てくるわけです。

なお、企業は『定年廃止』『定年延長』『継続雇用制度導入』のうちどれかで処遇する義務が生じます。実行しない場合、行政指導を経て、最終的には社名が公表されるそうです。日本という国の在り方がまさに変化している時と言えますね。

年金制度が崩壊しつつあるのであれば、生きていくには確かに働かないといけないのでしょう。これが実施されると、次はシルバー社員が生き生きと働くことができる環境についての議論が出てきそうな気がします。当然体は若い頃に比べれば動かないでしょうし、認知症に代表されるような高齢者疾患も目立ってくることが予想されます。

こうなってくると、バリバリの働き手の頃の昇給率は下がる気がします。今までは65歳までにもらえることができていた昇給分が新しく伸びた分に回されるのではないでしょうか。

次に能力値の問題として、30~40代の働き手と比べて60代の働き手が太刀打ちできる場面がどれくらいあるのか疑問です。自分もいつかは同年代となる65歳前後の状態で、戦力になれる環境というのは限りが出てくると思います。

なんせ母数が多いですから、マクロで見ると働く場所を自力で用意できない人が多いのではないかと懸念しています。年金は入らない、働き口はないということになると恐ろしいですね。逆に言えば、そこをクリアすればビジネスチャンスがあるとも言えるので、シルバー専門の派遣会社なんて需要が出来るのかもしれません。

現在外国籍のスタッフだらけのコンビニは、数年後には65歳前後のスタッフだらけというのは多いにありえます。高齢化社会の労働力循環というのは、この2~3年で大きく変わっていきそうです。

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綺麗な日本語

先日、とある団体が催しているWEBライティングの資格を取得しました。業界的に資格が物を言う世界ではないのですが、資格取得をする過程で勉強になるので、それはそれで良いかなと思って取り組んでいます。

近年はライティングが紙媒体よりWEBに大きく移行しています。元々紙ライターだった方々がWEBライティングをする際に、かなり苦戦しているということを耳にしました。紙と違ってWEBのライティングは『離脱率』というものが大きく関わってきますので、起承転結で書かずにSDS(サマリー ディテール サマリー)という手法を使うことが多いです。そういった手法の部分でしっくりいかない方が多いということかもしれません。

WEBコンテンツのライターは以前から『主張の明確さ』を意識していましたが、近年はより一層その色が濃くなりました。スマホでWEBサイトを確認することが増えた為、表示画面が小さくなったというのが理由です。そういったことから、実際にお金が発生する際のWEBライティングは無駄なものがほとんどなく、論理的なものへと変化していきました。

そのライティングルールの中で日常生活にも活きそうなのが『否定をしないということ』です。これはライティング依頼の際に否定をしないというレギュレーションがあるかどうかにもよるものですが、実際に使用できるようになると生きるのが上手になります。

「現在商品は品切れとなっていますので、お売りすることができかねます」

この文章をポジティブに言いかえると

「現在商品は品切れとなっていますので、入荷次第ご連絡致します」

となります。否定表現で文末を終わらないことで、相手にポジティブな印象を与えることが可能です。例え入荷次第ご連絡しない場合であっても、言葉尻がポジティブであれば印象は良いはずですよね。

WEBライティングの勉強をすると、副詞や助動詞といった日本語の使い方にも詳しくなります。意外と間違えて使用している日本語も多いですから、振り返ってみると自分が全然できていなかった部分も感じました。

WEBデザインの資格取得した時もそうでしたが、資格取得の過程で勉強することが大事なのでしょうね。本当は取得した資格が活きれば一番良いのでしょうけど、それでも無駄ではないなと思った試験勉強でした。

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2020年の環境問題

あけましておめでとうございます。令和2年最初のブログです。

今年は東京五輪が夏にあります。日程は7月24日(金)から8月9日(日)までの17日間で行われるのですが、種目数は過去最大の339種類となっています。17日間で339種類の種目が行われるというのは、なかなかの過密日程ですね。

しかしマラソンと競歩が急遽北海道で行われることになったということで、オール東京の五輪ではなくなりました。マラソン・競歩の選手村は札幌プリンスホテルを予定しているとのことです。

この出来事に関しては、今後も長く尾を引くような気がします。アスリートファーストという言葉をIOCは使用していましたが、MGCで東京五輪と同じコースを走って準備していた日本のアスリートに関してはどうなのだろうと思うのですが。

近年の異常気象により、先の気候が読みにくいところはたしかにあると思います。開催地変更のアナウンスが遅いというのは感じるところではありますが、それでももしかしたら英断だったと言う日がくるのかもしれません。これは実際に開催するタイミングにならないとわからないことだと思いますし、暑さは東京に限ったことではありません。逆にソチ五輪で想定より暖かすぎたということもあったわけですから。今後の五輪開催で常に抱える課題の一つだと思います。

異常気象といえば、去年は「これまで経験したことのないような」集中豪雨や、日本の最高気温の更新といった出来事がありました。去年に限らず年々気象の異常さが目立ってきています。IPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)では将来的予想として、「ほとんどの陸域で暑い日や暑い夜の頻度の増加や昇温」が21世紀末にほぼ確実に起こるとしています。しかし、大雨や干ばつ、熱帯低気圧の発生頻度の変化に関してはまだよくわかっていないそうです。家庭ごとの備えというのが、今後はより大事になってきそうですね。

日本はあと20年で日本全国の埋め立て場が満杯になってごみを埋め立てできなくなります。これは2年前に環境省が発表した内容によるものです。日本はゴミ処理場の飽和を回避するために、リサイクルできるごみを資源ごみとして中国を中心に輸出していました。しかし、中国が輸入を禁止したことで、日本はごみ捨て場を失いました。中国への資源ごみ輸出分は、アジア各国に分散して輸出しているのが現状です。タイ、マレーシア、ベトナム、台湾といった国々が代表的ですが、タイやマレーシアでは2021年までに廃プラスチックの輸入を全面禁止とする方針とのことです。この問題はまったく解決されていませんから、現在はごみ処理場の寿命まで突き進んでいることになります。あと20年後というと大多数の方がまだ生存しているでしょうし、自分の子供世代に地球規模の課題を残すことになります。環境問題はすでに先延ばしができない状況になっている為、ごみ処理という当面の課題は早期にクリアしないといけません。そもそも地球規模でいえば、一つの地域のごみを別の地域に移動させているというだけで、まったく改善されてはいないわけです。

環境問題というのは、ある意味経済とセットです。どちらかのみを優先させるだけでは上手くいかない為です。経済優先はミクロレベルでどうしても起こりますから、企業間レベルで環境優先というのはなかなか難しいはずです。それこそ国家間でもパリ協定脱退という国もあったくらいですから。

異常気象~ごみ処理問題~経済といった、地球規模で課題があります。企業努力で100%リサイクルのプラスチック使用、紙ストローの使用といった変化も見えてきている中、環境問題を国単位でもっと大きく表面化して取り組んでいただきたいと個人的には考えています。

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