新しい元号が発表されてから約1週間経ちました。非常に後発ですが、やはり触れておきたいので、今回は新しい元号「令和」についてです。
WEB上にはすでに「令和関連商品」がずらりと出てきています。フリー素材として使用している上記のカレンダーや令和を書いたフォントなどもその一種です。情報番組などで取り上げられていた内容で一番印象深かったのは、ゴールデンボンバーさんの「元号を入れるだけで曲とプロモーションビデオが完成」というものでした。完全に商業だと考えるならば、お金をあまりかけずともキャンペーンとなる上手いやり方だと思います。その曲そのものを論じはしませんが。
私は昭和生まれですので、元号はこれで3つ目です。昭和から平成に移った時とは事情も違いますし、今回はかなりお祭りムードな感じでしたね。
あまり取り立てて報道はされていませんが、一世一元の元号という設定を確立させたのは明治時代のようです。大化の改新から始まった元号制度ですが、明治より以前は在位中でも元号を変更したりもしていたようですし、近代の元号スタートはやはり明治。明治維新後の政府が世界に発信する一つのツールとして元号改正が行われたような形です。尊王攘夷派が江戸幕府を倒したわけですから、当然の流れなのかもしれません。
様々な紆余曲折があって元号が変わってきた日本。ここまで平和的にお祭りムードな改元は、もしかしたら史上初めてなのではないでしょうか。昭和から平成に変わった時も終戦後何十年も経ってはいましたが、それでも天皇陛下崩御に伴った改元でした。天皇陛下のご高齢によって襷をつなぐ改元。元号が変わるということ以上に、日本の新しい時代の幕開けを指示しているのかもしれません。
WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動。
現在は不動産投資のノウハウを学ぶべく、日夜勉強中。