オミクロン株とは

先日、政府は国外からの新規入国を全面禁止する発表を行いました。理由は新たに発見されたオミクロン株の国内蔓延を防止する為です。水際対策は強く短く。迅速に強い対応をすることは個人的に良いと思います。もちろんそれで生活や仕事に不自由は出ると思いますが、1ヶ月後の未来を天秤にかけ、どちらを選ぶかという話ですからね。

そもそも新種のウィルスというのは程度の大小はあれど、常に一定のスピードで新型が出てくるものだと考えています。それが人体に悪影響を与えるものか否か等、現在の社会は人間に取って不利益になりがちなだけで。冷静に淡々と対処していく必要がありますね。

オミクロン株について調べる

さて、モデルナ社のCEOは、現在のワクチンがオミクロン株に対してデルタ株と同様には効かないということを発表しています。また、オミクロン株に対抗できるワクチンを開発するにはデータを取得していく必要があり、まだ時間がかかるとも。

正式には

SARSコロナウイルス2-オミクロン株。つまりはSARSの変異株ということです。

1週間前(11月24日)に南アフリカからWHOに初めて報告されました。二日後の26日、WHOがギリシアアルファベット15番目のオミクロンをあてがい、オミクロン株と名付けたのが始まりです。世界がコロナ禍に包まれてから長い時間が経ち、こういった情報の共有は非常にスピーディになりましたね。

オミクロンというのは15番目ですが、ニュー(ν)とクサイ(ξ)が飛ばされました。これはそれぞれの文字がさまざまな国でよくない言葉に捉えられる可能性があるからということみたいです。

症状

遺伝子の構成とか、見ても正直わかりません。なので体感できるような部分を少し触れてみます。

まだオミクロン株が確認されてから期間が短いので確実ではないですが、無症状であることもあるようです。※wikipedia参照

南アフリカで最初に検出された女性は、倦怠感と痛みはあるが、咳・嗅覚・味覚の変化はなかったそうです。だるいけど風邪のような症状はないということでしょう。これは怖いですね。疲れた、だるいというのがオミクロン株の症状と言われてしまうと、それは現代社会の大多数がオミクロン株を疑われてしまいます。

予防のついて

これは今までと同様、密閉された空間では十分に換気し、混雑や密接な接触を避ける。適切なマスクを着用し、頻繁に手を洗い、ワクチン接種を受けることをWHOが推奨しています。

ワイドショーで目にしましたが、感染力が非常に強く、空気感染で感染るとか。まだ未知の部分が多いのでこういった影響力の強い情報は必要以上に恐れてしまいますが、またワクチンがない状態の変異株ですから、注意がより必要なのは確かです。

ちょっとずつ日常を取り戻してきているところに新型ウィルス。でも大事なことは3歩進んだら3歩下がってはだめだということだと思います。2歩下がるのはいい。ちょっとずつでも改善の道を歩むことは、人々に明るい未来を見せてくれることになると思っています。