二次元コード推進について

キャッシュレス決済についてはこのブログでも数回書いてきましたが、ふとした疑問が湧きました。

そもそもなぜ、二次元コード(QRコード)による決済をいまさら流行らせようとしているのか?

いまさら?という気もしますが、携帯電話には従来Felicaというソニーが開発したICカードの技術が採用されていますし、先行して楽天Edyもありました。それぞれ自動販売機で使用できるようになっていたり、コンビニ決済で使用したりといった形で一定のシェアはあったと思います。

そこへきて、それらとは全く別の二次元コードを使用したキャッシュレス決済に移行しようとするわけですから、よくよく考えたら穏やかではないですよね。よくよく考えないとピンとこなかったあたり、金銭的にはアナログな人間ということなのだと思いますが。

ちなみに、QRコードのQRとはQuick Responseの略で、デンソーウェーブさんが商標登録しているものとのことです。定義的な呼び方としては二次元コードとなります。

色々と調べていくところ、二次元コードの最大の特徴である「導入のしやすさ」が決め手のようです。二次元コードの作成そのものはケースによって無料で行うことも可能です。加盟店になると、会計料金の数パーセントが手数料として発生します。サービスによっては専用端末のレンタル料がかかる場合もあるようです。

Felicaを読み取る端末を購入orレンタルすることを考えれば、確かに分母が広がりやすい気がします。Air Payを使用してSuica決済が出来るようにするという手段もあるとは思いますが、既存のレジを変更せずに対応可能という点でも二次元コード決済は優秀です。

しかし、比較的簡単に作成できるがゆえに、二次元コードはセキュリティに問題があります。セブンペイで払い戻しとなった事件も記憶に新しい中、楽天Payも連日使用不可となったことが発表されました。こういった事件が続くと、やはり二の足を踏んでしまいます。キャッシュレス決済という点では、個人的にはまだクレジットカードで十分かなと考えています。

2020年6月まではキャッシュレス決済によるポイント還元の期間ですので、年末年始や決算セールでは皆さんキャッシュレス決済を使用するのでしょうね。クレジットカードは歴史もあって大丈夫だとは思いますが、二次元コード決済に関しては早急にセキュリティ強化を望みたいところです。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。
現在はドラクエウォークでダイエット中です。