異常気象との付き合い方

今日は関東地方で朝から電車が計画停電となっていて、かなりの人数が出社できず、駅や駅近くのカフェに滞在していました。

こういった自然災害時、学校は早くに休校を決めますが、職場が休みになるということはほぼ無いですよね。子どもを持つ親としては、逆に給食がない分困ることもあるくらいです。そんな中、保育園はなかなか休みにならないあたりも、職場が休みにならない事情と重なっていると思います。

こういった自然災害がある時、日本人にはダブルスタンダードが働いているように思われます。例えば匿名掲示板では、「こういった災害時にも会社に出ないといけないなんて、企業側の在り方が問われている」といった、人命優先な書き込みもちらほらと見えます。しかし逆に、「休めないのは企業としての考えではなく、お客様は待ってくれないから」という考えも多いようです。特に小売りはその傾向が強いです。病院などはまさにそれにあたりますよね。

以前は、超大型の台風が接近してきている時などにしっかりと災害に構えていると、意外と逸れていくといいますか、たいした被害が出なかったということも多かった気がします。逆にそういった意識で臨んでいない時に被害が大きかったりもします。

ところがこの2~3年、被害の規模が非常に大きいです。福岡で言えば水害が目につきます。街が水没したり、大雨の影響で電車が脱線したり。「これまでに経験したことのない大雨」という表現を気象庁がするのも、子どもの頃から慣れ親しんだ天気予報にはなかった表現です。

台風や大雨に対する考え方は、日本全体として変えていくべき段階なのかなと思います。企業単位で出社困難者に対する対応を決めている限りは、災害時の対応は変わらないはずです。異常気象とは言いますが、年々ひどくなっている大雨や気温に関しては、これが現代の気象基準になったのだと思います。

夏は気温が40度くらいまで上昇。日本は亜熱帯気候化。

雨は水害レベルが引き起こされ、晴れていてもゲリラ豪雨なるものがやってくる。

まさに異常なのですが、もう何年もこういった状況です。

世界では京都議定書に始まりパリ協定と、世界的な問題として提議されてはいます。しかし、実際のところ自国の経済>世界の環境となっている現状です。

せめて国単位で環境に合わせた国の決まり事を用意できると、多少は違ってくるのではないかと期待しているところです。環境汚染を止める or 緩める為の施策だけではなく、現代の環境に合わせた活動の施策と言いますか。

今回のように電車が計画停電しても、会社が計画休暇をしない限り、駅は混乱するわけですから。国単位の災害対策が必要だと感じている今日この頃です。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動。
現在は不動産投資のノウハウを学ぶべく、日夜勉強中。