魔法同盟ハリポタ

昨日配信開始となったハリーポッター魔法同盟。(以下ハリポタGO)ご存知ない方の為の少しご説明しますと、

ポケモンGOのように位置情報を元にしたスマホゲームです。ポケモンGOは日本でかなりセンセーションを起こし、世代を問わない人気を博しました。似たような位置情報を元にしたゲームはその後なかなか出てこなくて、今回久しぶりに大作テーマが元にされたというものです。

※妖怪ウォッチを題材にして位置情報ゲームも実はありましたが、社会現象ほどには至らず。

このハリポタGOですが、筆者もダウンロードしてみました。夜にニュースで配信されていることを知り、ダウンロードしてみたという軽いノリだったわけですが。

なんでしょうね、個人的にまったく面白いと感じませんでした。ハリーポッターは映画全話見ましたから、シリーズに対する愛着は多少なりともあるはずなのですが。

つまり、ポケモンGOにはあって、後発作品にはない何かがあるということです。

当時の麻生副総理の発言ですが、「ポケモンGOは政府や社会が策を出しても解決できなかった引きこもりの人たちを外に出すことに成功した」という趣旨の発言がありました。ちょっと日が経っていますから、一言一句同じ発言ではないはずですが、意図としては上記内容の発言です。ポケモンGOが配信開始されたのが3年前です。運転中にスマホをいじることが社会的に問題になったりするなど、ある意味それほどに人を惹きつけるものでした。

開発サイドからすると「街を歩きながら実際に冒険をする」という部分が面白く感じると思うのですが、利用者からすると「街にひそんでいるポケモンをゲットすることが楽しい」という、コレクター要素が大きかったのではないかと思います。

「大濠公園の能楽堂前でピカチュウがゲットできる」というネット情報が広まるやいなや、仕事帰りに能楽堂に大量の人だかり。かくいう私もそこにいたわけですが。

ただ、それだけであれば妖怪ウォッチGOはもっと売れてもよいはずなのです。そこはシステム的な問題もあるかとは思いますが。

ヒット作の良いところをオマージュするというのは大事なことですが、その特徴を真似て中身を入れ替えるだけでは第2のヒット作とはなりません。そこは後発の難しさではあるわけですが、エッセンスとして魅力的な何かがないと比較対象にもならないのが後発とも言えます。特にポケモンGOは「ボールを投げる」というシンプルさにもヒットの要因がある気がします。

なぜ位置情報ゲームについて取り上げようと思ったかというと、ドラクエの位置情報ゲーム配信が控えているからです。今年度に発売が予定されている「ドラゴンクエストウォーク」(※通称ドラクエGO)ですが、先日関東限定でベータテストが行われました。題材がドラクエというだけでそれなりの流通はすると思いますが、これがドラクエモンスターズGOではないのが気になっている点です。モンスターをコレクションする位置情報ゲームであれば、ポケモンGOの2番煎じとはいえ、おそらくそれなりにヒットすると思います。

ドラクエ本来の「敵を倒して経験値をつみ、主人公を育てていく」という醍醐味が、はたしてこの位置情報ゲームでどれだけ受け入れられるのか。それはある意味、ポケモンGOが提案した「位置情報ゲーム」という要素を、一つのカテゴリーとして確立できるかということになっていくのでしょう。

個人的には歩くのが楽しくなるので、流行ってほしいとは思っています。今日はしっかりとゲームについて触れてみました。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動。
現在は不動産投資のノウハウを学ぶべく、日夜勉強中。