内閣府は2019年5月24日に公表した月例経済報告で「景気は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」との認識を示した。
前月2019年4月は「景気は、このところ輸出や生産の一部に弱さもみられるが、緩やかに回復している」であったので、今回2019年5月は若干の下方修正と見られる。
なお、前年2018年の5月は、「景気は、緩やかに回復している。」であった。
内閣府の月例経済報告のホームページを参照していただければ、月次比較・年次比較も出来るし、その詳細を見ることができる。
現実にそうなる話ではない(寓話)と思うが、「茹でガエル」の比喩の後者のような国家状況でないことを祈るばかりである。
「2匹のカエルを用意し、一方は熱湯に入れ、もう一方は緩やかに昇温する冷水に入れる。すると、前者は直ちに飛び跳ね脱出・生存するのに対し、後者は水温の上昇を知覚できずに死亡する」
あるいは、氷山を発見しても様々な制約によって軌道修正できず、軌道修正を試みても慣性で破綻に進んでしまった「タイタニック号」でなければ良いが。
新元号の令和元年が始まり、「アベノミックス 成長戦略で明るい日本に!」 期待しています。
文:経理担当者
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