情報管理の在り方

今年はなにかとコロナ関連のニュースが多いですが、最近は情報も多少は多様化してきました。個人的には今月で朝ドラのエールが終わるのが寂しいですが、まあそれは良いとして。

大手ゲームメーカー『カプコン』がランサムウェアによって社内のコンピューターにアクセスできなくなっています。個人情報や社員の給与等、様々な社外秘情報を握られた状態で、身代金を要求されているとのことです。カプコンは身代金を拒否しましたが、その結果、会社の売り上げや社員の給与等がネット上に掲載されたようです。顧客情報の流出を最大の交渉カードとして更に身代金要求をするという形でしょうか。

ちなみに、ランサムウェアをご存じない方の為に、少しだけ説明をはさみます。

一般的に『コンピューターウィルス』というのは知られていると思いますが、世の中にはコンピューターウィルスのほかにも悪さをするプログラムが多々あります。それらを総評して『ランサムウェア』と呼びます。例として言えば、アコースティックギターの中のクラシックギターみたいな感じです。ウィルス対策として家電量販店等でウィルスバスター等が販売されていますが、それらが一般的に補っているのはコンピューターウィルスのみです。それ以外のランサムウェアに関してガードするのであれば、UTM(統合脅威管理)が必要になってきます。近年、回線を自社販売しなくなったNTTさんが力を入れている分野です。

世の中はどんどん便利になっていますから、様々な出来事をクラウドで管理する時代になっています。身近なもので言えばGoogleドライブとかiCloud、チャットワークとかですね。確かに便利ですが、古い考えの私としては大事な内容をWEB上に置いて管理するのには抵抗があります。ローカルでPCに置いておく方がかなり安全だと思っていますし、さらに言えば外付けHDDを使用すればなお良いのではないかとも。専門家の方からすれば未熟な考え方なのかもしれませんが。

コンピューターの世界は知識量で比べた時に、上には上が大量にいます。ある程度PCに触れる人であれば、謙虚な姿勢でいることこそが一番重要なことかなと個人的には思っています。別にコンピューターのスペシャリストじゃなくても皆触るわけですから。スマホなんて立派にコンピューターだと思いますし。

大手企業だからと対岸の火事と思わず、身近な出来事と捉えた方がいいかなと思い記事にしました。

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Author:WEB管理者 

 

WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動してきました。