もうすぐお盆ですね。
近年は山の日が制定されたこともあって、お盆休みが長期化しています。特に今年は8月10日が土曜日ですから、かなり長いお盆休みという企業も多いのではないでしょうか。
今年の私はお盆に法事が多いのですが、それでも多少自分の時間が取れそうです。息子と遊ぶ為にテレビゲームでも買おうかと思いましたが、据え置き型は完全にPS4かニンテンドースイッチになっていますね。我が家はWii Uまでしか持っていません。これを機会にニンテンドースイッチを息子に買ってあげるべきかどうか。これは家族会議が行われそうな議題です。
ゲームの話題といえば、福岡市ってゲームメーカーの聖地ってご存知でしょうか?
アビスパ福岡のホームスタジアムをネーミングライツしているレベルファイブさんがあるのは有名ですが、それ以外にも多数の有名な制作会社があります。詳しくは検索していただくと沢山出てきますので、「福岡 ゲーム会社」等で検索してみてください。もしかしたら、会社名というよりゲームソフト名で気付くかもしれません。
では、なぜ福岡にゲーム制作会社が多いのでしょうか。
これはまさに福岡の特徴がそのままの理由となっています。
・利便性の良い地方都市
・土地代が東京に比べてかなり安い
・インフラが整っている
・優秀な人材が集まりやすい(人口が増えている)
などといった形で、まさに福岡市の特徴がそのまま活かされています。
福岡市は、昔から全国展開している有名企業の数という点ではそこまで多くありませんでした。どちらかといえば九州の中心都市としての役割を担っている為、大手企業の「福岡支店」が多数ある土地であることが多いです。
1970年以降の福岡市の経済戦略としても、生産・製造等は衛星都市に任せ、福岡市は商業に特化して発展してきた経緯があります。結果、天神と博多というライバル関係にあるような街が出来上がっていったわけです。
また、福岡市は教育にも力を入れていて、児童数に対して学校が行き届いている地域としても知られています。その結果、移住してくる方も多く、たくさんのマンションが造っては埋まっていくわけです。それが必要以上に急いで行われていないところが、常に右肩上がりの成長を見せる福岡市の良さでもあります。
そういった福岡市で、新たな産業として定着しているのがゲーム産業です。
あくまで人力とアイディアで勝負をする業界ですので、土地代やテナント料が東京と比べて大きく安い福岡市は最適です。これは同様のことがWEB制作にも言えるのですが。
福岡市でゲーム産業が根付いたもう一つ大きな理由があります。それは企業単体で終わらず、様々な情報交換や取り組みを会社の垣根を越えて取り組んでいるということです。GFFと言って、福岡の大手制作会社が名を連ねています。
福岡を代表する企業が手を取り合い、地域毎産業を発展させていく…そう簡単なことではないと思いますが、行っているのは本当にすごいことです。業界として頭の柔らかい方が多いのかもしれませんね。福岡市に根付いてきたゲーム産業、ぜひ新時代をリードしていってほしいと思います。
WEBサイト制作の現場でWEBディレクター、WEBデザイナー、コピーライターとして主に活動。
現在は不動産投資のノウハウを学ぶべく、日夜勉強中。