「マウスピース」を英語で書くと「Mouthpiece」
Mouthが「口」(くち)でpieceが「部品」や「破片」を意味する構成となっているのだろう。
私は意外に思ったのだが、日本語の漢字で置き換えると「口金」(くちがね)になるようだ。
私が「マウスピース」で真っ先に思い浮かべるものは、ボクシングの試合をテレビで見ている時にボクサーが着用しているものだ。しかし、ひとくちに「マウスピース」と言っても用途に応じてもっと様々な「マウスピース」があるようだ。
用途について分類するとスポーツ、楽器、医療が主なところのようだ。
まず、スポーツでの使用だが格闘技や激しい衝突のある球技などで使用されている。
マウスピースは樹脂製で、その衝撃吸収性により歯自体の保護、歯による口内の裂傷を防いでいる。また、強く噛み合わせることが出来るため普段以上に筋力が発揮できるという効果もあるようだ。
次に、楽器での「マウスピース」についてだが
管楽器で口をあて息を吹き込む部分の部品を指す。金管楽器での材質は真鍮製が多いが様々な材質のものがある。私の知る限りでは口の中にすっぽり入れて使うものはないようだ。
最後に医療での「マウスピース」は、医師免許を持たない単なる素人の話しとして聞いて欲しい。
例えば「ナイトガード」と呼ばれる歯ぎしり対策やくいしばり・いびき軽減のものがある。
他にも睡眠時無呼吸症候群の治療器具として「スリープスプリント」など医療用のものは多種あるようだ。
私は、歯ぎしり対策で市販のおそらくナイトガード的に「マウスピース」を貰って使用したことがある。始めて使用した時は口内の違和感による嗚咽でそのまま眠ることができなかった。我慢して数日使用を続けると段々に慣れて来て問題なく眠ることが出来るようになった。使用を続ければ、タレントの光浦靖子さんのように小顔効果もあるのかもしれない。
用途の違いがあるものの寝る前に「マウスピース」を装着して、シャドーボクシングなどのトレーニングを行い装着したまま睡眠をとるのも効率的かもしれない。
(シャドーボクシングの後に洗浄が必要とは思うが…)